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 YONEX OPEN JAPAN 2006 5日目 準決勝のレポート
  October 14 Briefing 5th day of Yonex Open (English Page)

ヨネックスオープン5日目。準決勝の白熱した試合の様子をお伝えします。

 
  ○ リン・ダン(CHN) - ピーター・ゲード(DEN) ×
 

21-12 21-14

  世界ランキング1位のリン・ダン(中国)と同4位ピーター・ゲード(デンマーク)が男子シングルス準決勝第1試合で対戦。緊迫した試合が予想されたが、23歳の誕生日を今日迎え、勝利で花を添えたいリン・ダンが序盤からペースを握る。豪快なスマッシュに加え、ネット前の早いツメで1度もリードを許すことなく、20-12とし、ゲームポイントを握る。ピーター・ゲードがスマッシュをサイドアウトし、21-12で第1ゲームはリン・ダンが勝利した。

第2ゲームに入っても、付け入る隙を与えないリン・ダンは、フォア奥からのクロススマッシュや、絶妙のラケットワークで相手の逆を突くショットなどで、15-13から連続6ポイントを奪い、マッチポイントを迎えた。特にマッチポイントを取ったショットは、ピーター・ゲードが放ったバック奥への厳しいロブを鮮やかにストレートスマッシュをコートに沈めた。結局、このゲームもリン・ダンが21-14で取り、2-0のストレートで決勝進出を決め、自身の誕生日を最高の形で締めくくった。

写真は惜しくも準決勝で姿を消したピーター・ゲード選手。

 

 
  × ワン・チェン(HKG) - シェー・シンファン(CHN) ○
  16-21 16-21
 

女子シングルス準決勝第2試合では、世界ランキング2位のシェ―・シンファン(CHN)と同5位ワン・チェン(HKG)が対戦した。

シェー・シンファンは連日の戦いで、「疲れて体力的に今ひとつの感じであった」と言いながらも、第1ゲームを16-21で奪った

第2ゲームにはいっても、緩急をおりまぜなた攻めで、常にリードする展開となった。
ワン・チェンもバック奥へのドリブンクリアーに対して、クロスカットやスマッシュで対応するものの点差は縮まらず16-20でシェー・シンファンがマッチポイントを握った。
最後はフォア奥への早いクロスロブに素早い動きでドライブを決めて、2-0のストレートで決勝進出を決めた

明日は同じ中国のツァン・ニン(世界ランキング1位)との戦いとなるが、「世界選手権決勝で対戦し勝利したが、疲れている状態なので、必死に戦うことになる。」と話せば、一方ツァン・ニンは「激しい試合になることを覚悟して戦う。」とこの大会2連覇への意欲を示した。

 

   
  ×坂本修一 & 池田信太郎  - クー・ケンケット & タン・ブンホン(MAS) ○ .
  13-21 21-14 11-21
 

男子ダブルスとして16年ぶりにベスト4に入った坂本 & 池田。全英王者のイエンス・エリクセン & マーチン・ルンドガード・ハンセン(デンマーク)を下し、勢いにのるマレーシアのクー・ケンケット & タン・ブンホンと対戦した。日本人初の決勝進出となるのか、詰めかけた約3800人のファンの注目が集まった。

昨日はアンソニー & ロバート(イングランド)にスピーディーな展開で勝利した坂本 & 池田に対し、相手は緩急をつけた戦法で臨んできた。

第1ゲームは、うまく対応できずリード許しながらも、9-9と追いついた。しかし、自らのミスで9-11と引き離され、悪い流れを断ち切ろうと積極的に攻めたが、5連続ポイントを奪われるなどして13-21とこのゲームを失った。

第2ゲームはサーブ場面で集中し、積極的に前衛が動いた。その結果相手のミスを誘い連続ポイントを重ね、最後は坂本がスマッシュを決めて、21-14で奪った。

ファイナルゲームは、風下でできるだけ点数を取り、後半有利に進めていく作戦で7-7まで非常に緊張感の漂う展開となった。しかし、後半は相手の攻撃力が上回り必死に挽回しようとして、力が入ってしまった。最後は5連続ポイントを許し11-21で落とし、決勝進出は叶わなかった。

試合後、池田は「攻撃している時は世界でも十分戦っていける」と今後の活躍を期待させるコメントを残した。しかしながら、緩急のあるプレーに対応できなかったのを今後の課題としてあげた。


 
  ○ ノバ・ウィディアント & リリアナ・ナッチル(INA) - ツェン・ポー & ユ・ヤン(CHN) ×
  21-17 24-22
 

ミックスダブルス準決勝の第1試合は、第1シードで世界ランキング1位のノバ・ウディアント & リリアナ・ナッチル(インドネシア)とシェー・ツォンンボー & ジャン・ヤウェンの対戦となった。コートカバー力に長けるインドネシアペアと、長身のシェーが繰り出す圧力のあるスマッシュが持ち味の攻撃的な中国ペアという対照的なプレースタイルが見所となった。

第1ゲーム序盤は、中国ペアが気合十分に攻めてリードを奪う展開。中盤、中国ペアが5点差までリードを広げる。しかし、そこからインドネシアペアが反撃に転じ、連続6ポイントで一気に逆転し、12-11とする。その後は一進一退のシーソーゲームとなるが、終盤リリアナ・ナッチルの前衛、ノバ・ウディアントのスマッシュが冴え、21-17でインドネシアペアが第1ゲームを取った。

第2ゲーム序盤は、2点差以上の点差がつかない緊迫した展開。先に11点をとったのは、第1ゲーム同様中国ペア。シェーが雄たけびを上げながら強烈なスマッシュを放ち、中盤はリードして折り返した。その後は、インドネシアペアが同点に追いついて、中国ペアが取り返す状況が続く。先に中国ペアがゲームポイントを握るが、シェーのミスでインドネシアペアが逆転し、逆にマッチポイントを握る。中国ペアも凌ぐが、最後はヤンがスマッシュレシーブをミスし、ゲームエンド。インドネシアペアが2-0で明日の決勝戦に駒を進めた。

明日はいよいよ最終日、決勝戦。最高の選手によるハイレベルな戦いが期待できる。

写真は、開場を待つ来場者の列。

 
     
     
     
 

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