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 YONEX OPEN JAPAN 2006 最終日! 決勝戦の様子
  October 15 Briefing final day of Yonex Open (English Page)

6日間に渡って開催されたヨネックスオープンジャパン。熱気に包まれた試合会場で、世界最高峰の選手が華麗な技で観客を熱狂させました。

 
  ○ リン・ダン(CHN) - タウフィック・ヒダヤット(IND) ×
 

16-21 21-16 21-3

男子シングルス決勝戦では、世界ランク1位のリン・ダン(中国)とアテネオリンピック金メダリストのタウフィック・ヒダヤット(インドネシア)が対戦した。初戦でバオ・チュンライを下し、今大会好調なタウフィックがどのような戦いをするかに注目が集まった。

第1ゲームは、タウフィックがスピーディーに低い球でリン・ダンを攻めた。リン・ダンに9−5とリードされた場面でも、タウフィックは焦ることなく冷静にネットを集中し、リン・ダンにスマッシュを打たせなかった。11−11に追いつき、その後リードされることなく21−16と我慢強いプレーで第1ゲームを奪った。

第2ゲームもタウフィックは我慢のプレーを続けていたが、13−11とリードされた場面で、リン・ダンのロングサーブに対し、大声を発して気合を見せた。その直後、これまでにない気持ちを全面に出したプレーを見せるが、自分のミスなどで4連続ポイントを失ってしまい、流れを断ち切ることができずに、16−21で奪われた。

ファイナルゲームは一方的な展開となった。出だしリン・ダンが10連続ポイントをとり、後半もそのまま21−3とリン・ダンが2−1でヨネックスオープン2連覇という快挙を成し遂げた。

   
  ○ ツァン・ニン(CHN) - シェー・シンファン (CHN) ×  
  21-11 16-21 30-29  
 

女子シングルス決勝は、昨年同様、世界ランキング1位ツァン・ニン(中国)と同2位シェー・シンファン(中国)の対戦となった。

大会2連覇を目指すツァン・ニンに対するシェ-・シンファンは、今年の世界選手権でツァン・ニンを破り優勝を飾り、ツァン・ニンのリベンジか、シェー・シンファンの連破なるかが注目された。

第1ゲ-ムは常にツァン・ニンがリ-ドする展開となった。ミスショットをすると、大声を出し天井を仰ぐツァン・ニン。ほとんど感情を表に出さずプレ-するシェー・シンファンだが、このゲ-ムはリズムを大事にして戦ったツァン・ニンが21-11で取った

2人のすばらしいプレ-の応酬に会場は静まりかえり、シャトルの音だけが響く中、第2ゲ-ムは13-11とツァン・ニンが一旦リ-ドした。シェー・シンファンは積極的な攻撃とミスに乗じてポイントを重ね、逆に20-16でゲ-ムポイントを握ると、ヘアピンをネットインさせ、ゲ-ムポイント1-1となった。

ファイナルゲ-ムはハイクリアーを使用するツァン・ニン、ドリブンクリアーで押すシェー・シンファンのお互いに一歩も譲らない激しい戦いとなった。シェー・シンファンは17-16とリードした後、鮮やかにクロスヘアピンを決め、18-16としてこの試合初めて“ガッツポ-ズ”で喜びを表した。

しかし、ツァン・ニンは必死に挽回し、逆に20-19でマッチポイントを握ったが、ヘアピンミスから20-20となった。コ-ト狭し動き回る長いラリ-の連続に観客席から1プレーごとに大きな歓声が上がる中、どちらもあと1ポイントが取れず、29-29となった。
シェー・シンファンの低いロングサーブをツァン・ニンが鋭いスマッシュで沈め、30-29でこのゲ-ムを取り、2-1で勝利した。

ツァン・ニンは大会二連覇を果たしたが、試合後29-29になった場面を「少しでもスピ-ドをあげて打てるかが、勝負のわかれ目となった。」と振り返った。

また「大きな大会で二人は勝っているが、楽にこの位置にいるのではなく、一歩一歩努力した結果である。お互い頑張ってきたことが二人がトップクラスにいる証になっている」とコメントした。

 

   
  ○ チャンドラ・ウィジャヤ(INA) & トニー・グナワン(USA) - クー・ケンケット & タン・ブンホン(MAS) × .
  21-15 21-14
 

男子ダブルス決勝戦は、インドネシアのチャンドラ・ウィジャヤとアメリカのトニー・グナワンの31歳遠距離ベテランダブルスと、若いクー・ケンケット/タン・ブンホン(マレーシア)の対戦となった

第1ゲーム序盤は、両ペアとも得意の攻撃力を活かしてポイントを重ね、11-11と競り合いを見せる。先に抜け出したのはチャンドラ・ウィジャヤ/トニー・グナワン。容赦なくスマッシュをマレーシアペアに浴びせ、21-15で振り切った。

第2ゲームに入っても、第1ゲームを取った遠距離ペアが、普段離れて練習しているとは思えないコンビネーションを見せ、面白いようにポイントを重ねていく。攻撃だけでなく、レシーブも冴え、ネット前のプッシュもコート奥にはじき返し、マレーシアペアに付け入る隙を与えない。16-14から、連続5ポイントで勝負を決め、優勝を手にした。

試合後、「勝てて嬉しい。今日は、米山稔ヨネックス会長の誕生日だったのでどうしても勝ちたかった。」とトニーは語り、チャンドラも「優勝できたことを神に感謝したい。そして、米山稔ヨネックス会長や家族に優勝を捧げたい。」と語り、喜びを語るだけでなく、日ごろ協力してくれている人々への感謝の気持ちを表現していた。

 
  ○ ガオ・リン& ファン・スイ(CHN) - ウェイ・イーリー& ツァン・ヤウェン(CHN) ×
  21-15 21-17
 

先日行われた世界選手権と同じ顔合わせとなったこの試合、第1ゲーム序盤から激しく長いラリーが展開された。豪快に攻め込むウェイ・イーリー/ツァン・ヤウェンに対し、緩急のついた多彩な配球を見せるガオ・リン/ファン・スイが、中盤からの連続得点に成功し、第1ゲームを奪った。

第2ゲームの序盤、ウェイ・イーリー/ツァン・ヤウェンの粘り強いレシーブが、ガオ・リン/ファン・スイを攻め急がせ、ミスを誘発し、7−7までもつれさせる。だがここから集中力を高めたガオ・リン/ファン・スイは、相手コートを大きく使い、甘く上がってきた球を確実に沈め、徐々にリードを広げる。ウェイ・イーリー/ツァン・ヤウェンもねばりを見せるが、なかなか連続得点には至らず、ガオ・リン/ファン・スイが最終的に21−17とし、栄冠をつかみ取った

   
  × ノバ・ウィディアント & リリアナ・ナッチル(INA)  - フランディー・リンペレ& ヴィタ・マリサ(INA) ○  
 

21-11 18-21 17-21

 
  ミックスダブルス決勝戦は、第1シードのノバ・ウディアント/リリアナ・ナッチルとフレンディー・リンペレ/ヴィタ・マリサのインドネシアペアによる同国決勝となった。ノバとヴィタは2004年のヨネックスオープンで優勝を飾っているが、ヴィタが肩の怪我のため長らく戦列を離れてからは、パートナーを解消していたため、決勝戦で対戦することとなった

第1ゲームは、ノバ・ウディアント/リリアナ・ナッチルが序盤から連続ポイントを重ね、ミスの多いフランディー・リンペレ/ヴィタ・マリサを引き離していく。途中、ノバ・ウディアント/ヴィタ・マリサの5連続ポイントなどもあり、13-5と8点差が開いた。フランディー・リンペレ/ヴィタ・マリサも反撃に転じ、5連続ポイントで3点差とするが、ノバ・ウディアントが後衛からスマッシュを打ち込み、甘いレシーブをリリアナ・ナッチルが叩くという攻撃スタイルが有効になり、21-11で第1ゲームを取った。

しかし、第2ゲームは序盤からフランディー・リンペレ/ヴィタ・マリサが連続ポイントで一気に7-0までリードを広げる。ノバ・ウディアント/リリアナ・ナッチルは、イージーミスが多く、なかなか追い上げることができなかったが、12-8と追い上げを見せ始めた局面では、長いラリーを制し、流れを手繰りよせたかに見えた。しかし、その後、確実に決定打を決めたリンペレ・フレンディー/ヴィタ・マリサが第2ゲームを21-18で取り返した。

ファイナルゲームは点差の大きく開かないシーソーゲームとなったが、第2ゲームから流れを取り戻せなかったノバ・ウディアント/リリアナ・ナッチルが要所でミスを重ねてしまい、21-17でリンペレ・フレンディー/ヴィタ・マリサが優勝を決めた。

怪我から復帰し、リンペレ・フランディーと初めて組んだ大会で優勝という結果を残したヴィタ・マリサは試合後「大変満足している。リンペレがいなければ引退していたかもしれない。」と勝利への喜びとパートナーへの信頼の強さを口にした。

 
 
     
     
     
 

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