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ヨネックスオープンジャパン2006
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2007年9月12日
YONEX OPEN JAPAN 1回戦の様子
 
English Information
YONEX OPEN JAPAN 2007 バドミントン BWF スーパーシリーズ は、9月12日(水)大会2日目を迎えた。

2日目最初の種目となったミックスダブルスに登場したのは世界ランキング18位の舛田圭太/前田美順ペア。台湾のリー・シェンム/ワン・ペイロンペアと戦った。
「1ゲーム目は向かい風だったため、シャトルを奥まで返すことが難しかった。」と舛田選手が振り返ったように、風が影響し台湾ペアにくらいつかれる展開となる。しかし舛田選手の威力のあるスマッシュで要所を締め、デュースまで追いつかれるものの日本ペアが1ゲームを先取した。逆に風を背に受けた2ゲーム目は、1ゲーム目とは変わって日本ペアが一方的に攻める展開となり台湾ペアに思うように攻撃をさせなかった。
2ゲーム目を21-9で日本ペアが勝利し、明日の2回戦に駒を進めた。「ペアの舛田選手がしっかりと得点を取ってくれたので勝てました。」と前田選手は語り、ペアの信頼は抜群のようだ。
明日の2回戦に期待がかかる。2回戦では、1回戦で日本の劉志遠/内藤真実ペアを破ったタイのスッケー・プラパカモル/サラリー・トゥーントーンカムペアと対戦する。

男子シングルス1回戦では日本男子のエース・佐藤翔治選手がマレーシアのヨー・ケイビン選手(世界ランキング26位)と対戦。世界ランキングは佐藤選手の方が上だが、格下のヨー選手に思わぬ苦戦を強いられることになった。
出だしは佐藤選手のリードで始まった第1ゲーム。しかし徐々にミスが目立ち始め11点を先に失うことになった。しかし、素早く動き、相手を大きく動かしてからのクロススマッシュがライン上に決まりだし、追いすがるも、1ゲームは16本で落としてしまう。
2ゲーム目もなかなか調子が上がってこない佐藤選手は、ネットミスが目立ち始めこのゲームも折り返しの11点をヨー選手に取られてしまう。
しかし、佐藤選手が追い上げて14オールになったところからは一進一退のシーソーゲーム。一時は佐藤選手が逆転するも、すぐにヨー選手に追い上げられ先にマッチポイントを握られる。その後何度かマッチポイントを凌ぐが、25-23でヨー選手に敗退。
佐藤選手は、「何回かゲームポイントを奪う場面はあったが、ここ一番で自分の力が足りなかった。スタミナは問題なかったが、駆け引きで決め急いだ面もあった。攻守のバランスが取れていれば、よかった。」と1回戦を振り返っていた。

一方、昨日の予選を勝ち上がり本戦に進んだ田児賢一選手は、世界ランク21位のン・ウェイ(ホンコンチャイナ)と対戦。第1ゲームは立ち上がりからストレート、クロスに鮮やかにスマッシュを決め完全に田児がペースをつかんだ。13-6と大きくリードするとスマッシュ&ネットやヘアピンでネット前を制して21-10で奪った。
第2ゲームに入ると、ン・ウェイのスピードがあがり、これまで決まっていた田児のスマッシュが拾われ始める。5-4と前半は競ったが、ここからミスが続き連続9ポイントを失うなど精彩を欠いて6-21で取られてしまう。第3ゲームはン・ウェイがスマッシュやフェイントをかけた速いクロスロブを決めるなどして、10-4とリード。田児選手も相手のスマッシュをネット前にレシーブし、決めるなどして追い上げたものの点差は縮まらず7-11でインターバルを迎えた。田児選手はネット前のプレーに持ち込もうとするものの、ヘアピンミスが続き最後はクロススマッシュを決められ、10-21で失い、結局1-2で敗退。
田児選手は「相手が自分より我慢してつないできた。スタミナ不足だと感じた。2、3ゲームをしっかり戦えるようにならないと勝てない。」と反省していた。一方勝ったン・ウェイは田児選手について「すごく素質のある選手だ。何年か経験を積んで鍛えればトップクラスの選手になるはずだ。」と高く評価していた。

女子シングルス森かおり選手は世界ランキング6位のホンヤン・ピ(フランス)と対戦した。最近、本調子を欠いている森選手にとってはオリンピック出場権を獲得するためにもポイントを獲得しておきたい大事な試合となった。
第1ゲームはお互いに粘り強いプレーを展開し、一進一退の激しいゲームとなった。17-17から抜け出したのは森。丁寧なプレーで2連続ポイントをあげ、19-17と突き放しにかかる。しかし、ホンヤンもクリアを大きく配球して19-19と同点に持ち込むと、森のスマッシュとロブミスで結局19-21で奪われた。「何回かチャンスがあり、もう1本取れていれば展開も変わったと思う。」と森選手はこのゲームを悔やんだ。
第2ゲームもお互いにハイクリア、ドリブンクリア、ドロップとヘアピンを織り交ぜ、相手の体制を崩すパターンで試合を展開する。しかし、ホンヤンが徐々に点差を広げ、20-16でマッチポイントを握る。最後は森選手のサーブがバックアウトになり0-2のストレートで敗れた。
「足の故障は最悪の状態からすれば良くなっている。今後は配球の精度を高めていきたい。」と巻き返しを誓った。



男子ダブルスには先日の世界選手権で銅メダルに輝いたに坂本修一/池田信太郎ペアが登場し、中国のツェン・ボー/シュー・チェンペアと対戦した。
坂本選手の鋭いスマッシュと池田選手の低くて速いドライブが持ち味だが、今日は池田選手のスマッシュも冴え渡り時折相手コートに鋭いスマッシュを突き刺した。
中国ペアも高さと威力のある重いスマッシュで坂本/池田ペアを攻め、試合は終盤までシーソーゲームに。20-19と先に中国ペアにゲームポイントを握られた坂本/池田ペアだったが、ゲームポイントを握られても取り返す。24-24となった場面から抜け出したのは坂本/池田ペア。26-24で辛くも第1ゲームを勝利した。
第2ゲームは出だしから危なげない試合運びで7連続ポイントを奪い、9-1と大きくリード。折り返しの11点も先に奪い、そのままリードを保ちつつ20-15とマッチポイントを握り、最後はプッシュを中国コートに突き刺して、明日の2回戦に駒を進めた。
明日は、第5シードでデンマークのイエンス・エリクセン/マーチンルンドガード・ハンセンと対戦する。

女子ダブルス世界ランキング6位の小椋久美子/潮田玲子ペアはレナ・フレイア・クリスチャンセン/カミラ・レター・ジュヒル(デンマーク)と対戦した。
多くの取材陣がコートサイドに陣取る中始まったゲームは、小椋/潮田ペアのが良さが目立つゲームとなった。潮田選手の柔らかなネットプレー、小椋選手の強烈なスマッシュに加えて、絶妙のコンビネーションで得点を積み重ねていった。
19-13とリードした場面では、小椋選手がネット前に落とすと見せかけて、コート奥にログを送るフェイントも見せ、20-13とゲームポイントを握り、最後は潮田選手がレシーブの甘い球をスマッシュで決め、21-13で奪った。
「日本のファンの応援に応えたい」とゲーム前に話していた小椋/潮田ペアの勢いは第2ゲームに入っても続き、20-11とすると小椋選手がスマッシュを決めて21-11で勝利。明日のベスト8をかけた戦いに進出した。
試合後に開かれた記者会見では、「これまでは多くのお客さんに来てもらうことが逆にプレッシャーになってしまったこともあったが、今は純粋に多くの人たちにプレーを見てもらえるのが嬉しい。」と潮田選手は語り、「1戦、1戦大事に戦っていきたい。」と小椋選手は明日以降の試合に向けた抱負を語っていた。
明日の対戦相手は、ハ・ジュンユン/キム・ミンジュン(韓国)。世界ランクでは小椋/潮田ペアの方が上だけにベスト8進出に大いに期待がかかる。

4月に行われた大阪インターナショナルチャレンジでは初代王者に輝いた世界ランク13位の松田友美/赤尾亜希ペアはウォン・ペイティ/チン・エーフェイ(マレーシア)と対戦した。
相手の攻撃を凌いでチャンスを待つ松田/赤尾ペアは第1ゲーム、16-16の同点から松田選手がネット前でウォン・ペイティのクロスドライブを止めて、抜け出すと、相手のスマッシュミスやカットミスなどで20-17とし、先にゲームポイントを握った。1点は返されたものの、最後は松田選手がネット前に素早く入り、21-17で奪った。
第2ゲームに入るとマレーシアペアは、厳しいコースに球を集めだした。松田/赤尾ペアの足が止まり始め、厳しい展開となった。15-17とリードされると、赤尾がスマッシュレシーブミス、スマッシュミスとこれまで凌いできたプレーが鳴りを潜め、15-21で第2ゲームを失った。
ファイナルゲームはお互いに一歩も引かないゲーム展開となり、レシーブで耐える松田/赤尾ペア、波状攻撃を仕掛けるマレーシアペアの息詰まる熱戦となった。
17-19と追い込まれた松田/赤尾ペアはここから素晴らしい粘りを発揮する。松田選手がサービスレシーブをコーナーいっぱいに沈めるとチン・エーフェイのスマッシュミスで19-19と同点に追いついた。ここで集中力が切れたのかマレーシアペアは2本連続でミスをして、最後は松田/赤尾ペアがマレーシアペアを振り切り、21-19でファイナルゲームを制した。
「ドキドキした。」と赤尾選手が開口一番話したように、苦しいゲームだったが、「スーパーシリーズで勝てなかったので、この勝利は嬉しい。」と松田選手は素直に喜びを口にし、「明日の奥/樽野ペアには負けられない。勝つだけ。」と締めくくった。

 
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