2007年9月14日
YONEX OPEN JAPAN 準々決勝の様子
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YONEX OPEN JAPAN 2007 バドミントン BWF スーパーシリーズは14日、大会4日目を向かえ各種目とも準々決勝が行われた。
混合ダブルス準々決勝では、ランキング1位ガオ・リン/ツェン・ポー(中国)と世界ランキング5位、ドナ・ケロッグ/アンソニー・クラーク(イングランド)が対戦した。
第1ゲームは連続7ポイントを奪った中国ペアが終止リードする展開となった。ツェン・ポー選手がアンソニー・クラーク選手を巧みに左右に動かし、レシーブが甘くなったところを決めて、21-12で取った。第2ゲームは前半、イングランドペアがリードしたものの、8連続ポイントをあげて中国ペアはあっさり逆転した。 ツェン・ポー選手がスマッシュだけではなく、センターにカットを決めればアンソニー・クラーク選手もガオ・リンの前にクロスカットを放ち必死に追い上げを見せた。中国ペアが18-15とリードした場面では、ガオ・リン選手のロングサーブにアンソニー・クラーク選手は全く対応できず得点をあげると、最後はドロップをレシーブしたドナ・ケロッグ選手のロブがバックアウトとなり、21-17でのストレートで勝利した。
ここまでの3試合とも危なげなく勝ち上がったガオ・リン/ツェン・ポーペアは「思い通りのプレーが出来た」と3度目の優勝に向けて余裕のコメントを述べた。
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男子シングルスでは、世界ランキング1位のリン・ダン(中国)と世界ランキング5位のピーター・ゲード(デンマーク)が対戦した。注目の一戦は序盤からお互いに持ち味を出す好ゲームとなり、両選手のスーパープレーには会場から大きな拍手が沸き起こった。
第1ゲーム、19-16とリン・ダン選手がリードすると、ピーター選手はクロスカット、スマッシュを連続してミスし、21-16でリン・ダン選手が奪った。
第2ゲームはピーター選手がリン・ダン選手のバック奥にシャトルを集め、ストレート、クロスにスマッシュを決めて10-5とリードしたが、リン・ダン選手もここぞという場面で豪快にスマッシュを決めて追い上げ12-11と逆転した。
「思い通りにはいったが、まだベストではない。」と話すリン・ダン選手はスマッシュやロブをミスして、再びピーター選手がリードを奪う。しかし、「リードはしたが自信を持った球に押されてしまった」とピーター選手はリン・ダン選手にペースを奪われて、素早い動きからのクロススマッシュ、ネットインするヘアピンなどで20-19とマッチポイントを握ると、最後はロングサービスをバック奥に返したドライブがサイドアウトになり、リン・ダン選手が小さくガッツポーズ。
結局2-0のストレードでリン・ダン選手が勝利し、明日の準決勝に進出した。
リン・ダン選手は試合後、北京オリンピックについて「金メダルを取るという気持ちが大事だ。プレーよりも気持ちを落ち着かせて臨みたい。」と抱負を語った。また、トップをいつもキープしている点について質問されると、「タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)はオリンピック、世界選手権で優勝し、一番いいと思っている。彼に追いつき追い越したいと努力している。」と話、お互いに勝ち進めば、去年と同じ顔合わせの決勝戦となりそうだ。
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また、第4シードのリー・チョンウェイ(マレーシア)は第5シードのチェン・ジン(中国)と対戦した。第1ゲームは完全にリー・チョンウェイ選手のペース。絶妙にコントロールされたクリアとスマッシュで相手を翻弄し、次々に得点を重ねていく。あっという間に20-7とマッチポイントを握り、最後はチェン・ジン選手がドライブをネットにかけて第1ゲームはリー・チョンウェイ選手が奪った。
第2ゲームは中盤までは競り合い。12-10とリー・チョンウェイ選手がリードしていたが、そこからチェン・ジン選手が鋭いスマッシュで6連続ポイントで逆転に成功。しかし、ここからのリー・チョンウェイ選手が凄かった。一気呵成に相手を攻め立てると8連続ポイントでゲームの主導権を奪い返して、20-16とマッチポイント。]
ここで、チェン・ジン選手のショットがコートを外れ21-16でリー・チョンウェイ選手が勝利し、明日のリン・ダン選手との準決勝戦へと駒を進めた。
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男子ダブルスには昨日の激戦を制した日本人ペア2組が登場し、準決勝進出に向けて戦った。
まず登場したのは坂本修一/池田信太郎ペア。シドニー五輪金メダリストのチャンドラ・ウィジャヤ(インドネシア)/トニー・グナワン(アメリカ)と戦った
。昨日の会見では、「胸を借りるつもりで頑張りたい」と話しュとトニー選手のタッチの速いドライブで日本ペアを押し始め、3連続ポイントで11-7。しかし、日本人ペアも離されまいと懸命にレシーブし、11オールと追い上げを見せる。14-15と日本がリードされた場面では、素早いラリーの応酬を見せるが、その差を詰めることが出来ない。チャンドラ/トニーペアにゲームポイントを握られ、坂本選手のサービスレシーブがネットにかかり第1ゲームを落としてしまう。
第2ゲームは、「ドライブで勝負するしかない」と、本来のプレースタイルで勝負に出た坂本/池田ペアだったが、相手のドライブが想像以上に早く、なかなか点を取らせてもらえない。トニーがドライブで押して、甘く上がった球をチャンドラが豪快に打ち込むスタイルにやられ、中盤まで12-4と大きくリードを奪われてしまう。ここから反撃を見せたいところだが、ネットにかけるミスが目立ち始め20-6とマッチポイントを握られ、そのままゲームセット。坂本/池田ペアは2年連続のベスト4進出はならなかった。
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女子シングルス準々決勝では、ジュン・ジェヨン(韓国)とイップ・プイイン(ホンコン・チャイナ)が対戦した。ジュン・ジェヨン選手は今年4月にナショナルチームに復帰したばかりで、世界ランキングは69位。一方、イップ・プイイン選手は世界ランキング12位で、1回戦では世界選手権優勝のズー・リン(中国)を破り、本大会では好調な動きを見せている。
第1ゲームは時折、ジャンピングスマッシュを放ち攻撃的なイップ・プイイン選手、丁寧なプレーでシャトルを回すレシーブ中心のジャン・ジェヨン選手という対照的な試合展開となった。17オールから、ジュン・ジェヨンが3連続ポイントをあて、ゲームポイントを握った。これに対し、イップ・プイイン選手もクロスヘアピン、スマッシュそして相手のドロップをネット前に落としデュースにするとお互いに自分の持ち味を出したプレーで譲らない展開となった。そして25オールからイップ・プイイン選手のバック奥への速いロブを送られたジュン・ジェヨン選手は返すことが出来ず、イップ・プイイン選手がゲームポイントを握ると最後はスマッシュを決めて27-25で奪った。
第2ゲームは逆にジュン・ジェヨンのペース。立ち上がりに6連続ポイントでリードすると、イップ・プイイン選手の集中力が切れたのかいいところなくジュン・ジェヨン選手が21-6で取り、ファイナルゲームにもつれ込んだ。「相手が攻撃的な分、ゲームが長引けば体力的に弱ってくるはずなので、第1ゲームを長く続けていこう」というジュン・ジェヨン選手の作戦がズバリ的中。このゲーム、9連続ポイントを奪い、足が止まったイップ・プイイン選手を一方的に攻め、21-8で下し、明日の準決勝に駒を進めた。
「アメリカ、カナダ、日本と転戦してきて、体が限界だが、明日は精神力で頑張る。」と明日のシェー・シンファン戦に燃えていた。
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続いて登場した舛田圭太/大束忠司ペアは、世界選手権優勝のマルキス・キドー/ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)と対戦した。8月に行われたマレーシアの世界選手権でも対戦したが、その時は敗れはしたものの20本、19本と善戦していただけに、日本ペアのリベンジが期待された。
第1ゲーム序盤は膠着状態だったが、インドネシアペアが5-4とリードした場面から、一気に8連続ポイントで13-5と突き放す。ヘンドラ選手の滞空時間の長いジャンピングスマッシュから、甘くなった球をマルキス選手がプッシュで叩くプレーは威圧感があり、日本ペアは押されてしまう。差を詰められないまま、21-10と日本ペアが第1ゲームを落としてしまう。
第2ゲームも出だしからインドネシアペアが点を重ねていく、いきなり5連続ポイントで始まりヘンドラ選手の強打で20-10とマッチポイントを握り、そのままマッチポイントを決めて21-11でインドネシアペアが明日の準決勝に駒を進めた。
「昨日と異なる風向きは誤算だった」と舛田選手は言い、「前回はレシーブが良かったので、今回はレシーブ周りで勝負しようと思っていた。しかし予想以上に相手に押されてしまった。」と大束選手も語り、敗戦を悔やんでいた。
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女子ダブルス準々決勝には日本代表で唯一ベスト8に進出した赤尾亜希/松田友美ペアが登場し、世界ランキング2位のガオ・リン/ファン・スイ(中国)と対戦した。
日本ペアは懸命にシャトルを打ち込むが、中国ペアのレシーブが堅く、なかなかスマッシュが決まらない。また、日本ペアも中国ペアのシャトルをよくレシーブしたが、最後は相手の速いドライブで押し込まれ、甘く入ったところをプッシュされ、得点を重ねられてしまう。20-14とゲームポイントを握られ、レシーブで凌ぐがそのままゲームポイントを取られて21-14で第1ゲームを日本ペアは落としてしまう。
第2ゲームに入ると、中国ペアの勢いは益々増し、2-4から7連続ポイント、5-10からさらに7連続ポイントを奪われて点差を広げられてしまう。そして20-8と中国ペアがマッチポイントを握り、1点は返すものの21-9で日本ペアは敗退してしまった。
負けはしたが、お互いに「ベスト8という結果には満足している。」と話した赤尾/松田ペア。しかし、赤尾選手は「今後は自分が読めなかった球に対しても配球のレパートリーを増やせるようにしたい。」と、松田選手も「私は、(同じ日本代表の)小椋選手や前田選手のように背が高くないので、スマッシュで打ちぬけるパワーをつけたいと思う。」とそれぞれ口にし、今後の課題を克服に向けた練習に意欲を見せていた。
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また、世界ランキング1位のツァン・ヤウェン/ウェイ・イーリー(中国)は世界ランキング10位のイ・キョンウォン/イ・ヒョジュン(韓国)と対戦した。
今年の全英オープンで優勝し、初めてのビッグタイトルを手にしたツァン・ヤウェン/ウェイ・イーリーはほとんどミスのないプレーで韓国ペアを圧倒し、第1ゲームを21-6で奪った。
第2ゲームでも、韓国ペアにネット前に詰められて厳しいところを責められても、中国ペアはあわてずきっちりとレシーブしたり、強打のウェイ・イーリーが後衛からフォアカットを放ち、上がってきたロブを今度はクロスカットで決めるなど、うまさも見せた。
途中から5連続ポイントを失う場面もあったが、「思い通りのプレーができた」とウェイ・イーリーが振り返ったように21-14のストレートで勝ち上がった。
韓国ペアは「パワーもスピードも相手が上だった」と完敗を認めた。
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