注目の出場選手紹介
1.タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)

オリンピック、世界選手権と殆どのビックタイトルを手にしているが、YOJでは2006年、2007年と決勝に残りながら準優勝に終わっている。
さらに昨年はベスト8で敗退。2010年大会で100回を迎える、ヨネックス全英選手権と共にYOJは絶対に取りたいタイトルだと名言していることから、否が応にも今年こその期待が高まる。
8月世界選手権では銅メダルながら、好調さをアピール。芸術品とも評されるバックハンドを武器に優勝を目指す。
2.リー・チョンウェイ(マレーシア)

BWF世界ランキングNO.1をダントツでキープ。すばやいフットワークと巧みな配球で堅実に勝利する。
昨年YOJでは決勝に残りながら、格下のソニー・ドゥイ・クンチョロに惜敗。同選手には8月世界選手権の準々決勝でも敗れており、苦手意識があるのかも知れない。
今大会で順調に勝ち上がればやはり準々決勝で再戦となる。そこで勝利すれば、一気に決勝まで勝ち上がるチャンスは大きい。間違いなく、今大会の優勝候補。
3.ピーター・ゲード(デンマーク)

アジア勢がトップを占める中で、対等以上に戦える数少ないヨーロッパ選手。日本が大好きで、毎年YOJに出場することを楽しみにしているが、1998、1999年の連続優勝以来、タイトルからは遠ざかっている。
「自分のキャリアの中で、後何回出場できるか分からないので全力を尽くしたい。」と控えめなコメントをするものの、8月の世界選手権では優勝したリン・ダン(中国)と対戦、3ゲームまでもつれる接戦となるなど、まだまだその実力は健在である。
4.マルキス・キドー/ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)

2008年北京五輪の金メダルから、デンマーク、フランス、中国マスターと2008年スーパーシリーズを連続して優勝。他選手を寄せ付けない強さを見せたものの、2009年はアジア選手権のタイトルのみで、世界選手権もKido選手の不調により欠場した。コンディションを整えて今大会に挑むが、YOJの優勝はまだなく、初優勝の期待がなるか。
Kido選手の決定力とSetiawan選手の制球力が魅力のペア。
5.クー・ケンケット/タン・ブンホン(マレーシア)

元インドネシアのダブルススペシャリスト、レキシー・マイナキーの指導の下、2007年から一気にトップまで駆け上がった若手ペア。最近は上位の常連になっており、円熟した感はあるものの、好不調の波が激しい。8月の世界選手権では優勝候補の一角に挙げられながらも3位に終わっている。
YOJでは優勝経験がない為、初優勝に期待がかかる。トリッキーと評価されることもあるKooのゲームメイクとバドミントン界でも郡を抜いてシャープなTanのスマッシュがハマれば優勝は確実か。
6.マシアス・ボー/カールステン・モーゲンセン(デンマーク)

シングルス同様、アジア勢がトップをしめる男子複において、対等以上に戦える数少ない欧州ペア。長身ながら、アジアチームのコーチからも「ウチの選手と同じくらい早い」と評価されるコンビネーションを武器に、アジア選手を抑えて上位に食い込んでくる可能性は高い。
左利きのBoeがネットでブロックし、Mogensenの強打がポイントをあげる。ダイナミック且つ、堅実なプレーもさることながら、丹精なマスクで世界中にファンが多い。
7.ハワード・バック/トニー・グナワン(アメリカ)

グナワン選手は、チャンドラ・ウィジャヤ選手と組んで、2006、2007年と大会を連覇しているが、今年は2005年に世界選手権を制したバック選手とのペアで本大会に挑む。バック選手は、2005年の世界選手権優勝ペアの復活を、「2005年世界選手権以来、おなかがペコペコ。」とアメリカンジョーク?で表現した。
かつての世界王者は、他選手とのペアリングを経て復活したことで、新たなポイントパターンも編み出しており、更に円熟した2人のプレーに注目したい。
タイトル奪取に向けた意気込みも高く、台風の目となりえる可能性は大。
※チャンドラ・ウィジャヤ選手は弟とペアを組み、本大会に出場する予定


